高校8年生のキョン

長めのつぶやき的な。オールジャンル好きに書けるブログが欲しいな~と思って開設しました。お役立ち情報成分多め?

エーペックスレジェンズは合理的過ぎるゲームな件

今や小学生からオジサンまで、かつてのポケモンWiiスポーツのようにプレイされているエレクトロニック・アーツ社さんが運営されている基本プレイ無料ゲーム【エーペックスレジェンズ

 

このゲーム、筆者は一年ほど前にようやくプレイしました。ゲーム実況者からVチューバーから果ては芸能人まで遊んでいるという情報を聞きつけ、『流石にちょっとは触れてみるか~』という休日の余暇程度のはずだったのだが・・・今や大ハマリ。

 

超~~~面白いんですよこのゲーム!!!!

 

そもそもFPSファーストパーソン・シューティングという日本では割とニッチだったジャンルでかつバトロワ(バトルロワイヤル)という高度なゲーム性であるのに、何故ここまで流行ったのだろうか?

 

筆者が実際に触れてみて感じた事を”めっちゃ共有したい”と思ったので記していこうと思う。

 

元々バトロワ系のゲームとなるとPUBGなんかは全然遊んでいたのですが、自分硬派なリアル系が好きという事もあって、キャラゲー的な要素の強いゲームを敬遠していた背景がございます。

 

ですので、PUBGはやってもフォートナイトやオーバーウォッチはやってないという少々特殊?な趣味でした。

 

そんな中、このエーペックスレジェンズを遊んでみたのですが、”いい意味で”裏切られたのです。

 

まず、この手のキャラゲーへの偏見としてスキルのような要素が強くて撃ち合いも大事だけどスキルでぶっ倒したりも出来るようなそういう超人ゲーのようなイメージを勝手に抱いておりました。

 

ですので、『純粋に銃での撃ち合いが楽しみたい!』という理屈でリアル系を好みキャラ系シューティングを避けていたというのがありました。

 

しかしこのエーペックスレジェンズは、スキルやキャラ制を導入しているものの、”飽く迄も真髄は銃での撃ち合いに”あります。そもそもスキルで敵を倒せるほどの火力を持ったキャラ自体少なく、精々ジブラルタルというキャラの空爆やランパートというキャラのミニガンくらいです。

 

無敵空間に入れる等協力なスキルは多いが、それ自体で敵プレイヤーを倒せるほどの能力を持ったスキルは少ない

その他は基本的に移動や補助がメインで攻撃的なダメージを発揮するスキル自体が少なく、『このキャラを取られたからおしまいだ!』という状況になることはありません。

 

ですので、結局は誰を選んだところでエイム力が無いと勝てないのをまずは理解しておく必要があります。

 

続いてはそのゲーム性です。PUBGをやり込んでいたので分かるのですが、バトルロワイヤルというジャンルは他のゲーム、ましてや通常のFPSともかなり違うゲーム性です。

 

それはやった事の有る方なら分かる通り、PUBG等は基本的に”敵を避けて安全地帯を目指す”というのがメインになります。ですので敵を倒す快感やキル数を稼ぐ以外に無理をして接敵する必要は無く、むしろ接敵を避けていち早く安全地帯に行けるか?というのがメインでした。

 

しかし!!!!このエーペックスレジェンズどんどん戦っちゃってください!!!!という対戦色の強いバトロワゲーとなっています。マップもPUBGなどと比べると狭く、ランドマークが多数配置されていてその間の空間も狭いです。

 

とにかく戦って戦って一位を目指すというゲーム性で、すごく面白いのです。逃げて隠れてをしても、このゲームで一位になる事はほぼ無いでしょう。

 

そしてそのゲーム性を加速させているのが【進化アーマー】というシステムです。これは本当にたまげました・・・・。

 

昨今は通常のFPSゲームにもアーマーが導入されて通常の体力にプラスアルファという事が出来るようになってきましたが、このエーペックスレジェンズでは殆ど標準の装備として生身にプラスアーマーという形になっております。

 

それでこのアーマーが別名”進化アーマー”という名前なのですが、これの何が凄いのかと言いますと、パワーアップするのです!!!!

 

【次の進化242】という数値に注目

敵にダメージを与えると・・・

与えたダメージに応じて進化までの数値が上昇している!

そして一定の数値に到達するとアーマーが進化し、より強力な防御力を獲得出来るのだ。

要するに、自分が与えたダメージに比例してゲージが進むようになっていて、一定の数値に達すると次の強いアーマーに勝手に進化するのです!!!という事は???そう、戦えば戦うほどアーマーが勝手に強化されてより強くなれるということなんです!!!!

 

いやあ~これはあまりにも合理的過ぎる(タイトル回収)。PUBGなんかでもアーマーは存在しますが、消耗すると脱ぎ変える必要が有りますし、そもそもそれで戦ったところでアーマーが勝手に進化したりだなんて事はございません。上位アーマーを見つけない限りはどれだけ戦っても弱いままです。

 

なので下手な撃ち合いは避けるべきというのがベターだったのですが、このエーペックスレジェンズでは進化アーマーシステムにより初動でさっさと戦って敵を倒して物資もアーマーも強化しちゃった奴がより良いスタートを切れるというバランスになっているんです!!!!!!

 

そして消耗したアーマーなんですが、先述したように倒した敵から拾う事で満タンのアーマーが手に入る仕組みとなっており、先に戦って消耗したところに新たな部隊に襲われてもアーマーだけは即回復出来るという漁夫対策も考えられた設計となっています。アーマーが回復するのはPUBGでもそうでしたが、敵が上位アーマーを着ていた場合それが満タンの状態で手に入るという違いがあります。

 

自分が倒した敵に限り満タンのアーマーが拾えるので漁夫対策も安心。これを応用して味方に供給する事も可能だ。

 

そしてここまで説明していて気づいた方もおられるでしょうが、ダメージを稼いでアーマーを強化出来るんであればスナイパーめっちゃ強くね?砂環境なんじゃね?という点です。

 

確かに、広い空間での撃ち合いではそのような状況にもなりがちなのですが、ここにもエーペックスレジェンズの真髄がございます。

 

エーペックスレジェンズは基本的に近距離での肉弾戦がメインなのです!!!!

 

ここでこのゲームのマップ情報について触れておきますが、このゲームのマップは基本的に他のバトルロワイヤルと比べると狭いです。狭いと言っても十分広いんですが、何も無い荒野をひたすらダッシュする時間が有るとかそんな事は無いイメージでしょうか。歩いてもすぐに次のランドマークに行けるくらいの距離感です。

 

つまり、米粒くらいの敵を相手に狙撃したりですとかそれくらいの距離での撃ち合いがほぼ無いのです!!!!常に詰めて詰められる距離感での戦闘がこのゲームでは必至となります。

 

ヘッショ必殺とかでは無いので、不意打ちからダウンさせる事は非常に難しい。

ですので、基本的にはこのゲームでスナイパーという武器種はやや近距離戦が苦手な人がダメージ稼ぎたいから持つ武器、というような印象が無いとも言えないような風潮で(ヒヤヒヤ笑)、ましてや二丁持ちなどありえないようなゲームとなっています。

 

勿論スナイパーは遠距離から一方的に撃てたりして楽な武器なんですが、ダメージの稼ぎやすさで言うと近距離でガンガンダウンを取った方が全然良いというようなバランス感覚で、それは砂好きの方もそうでない方も理解しておいた方が良いかもしれません。

 

続いてこの勢いでよりマップについても触れておきますと、執筆現在このエーペックスレジェンズには5種類のマップが存在しています。アリーナという通常のFPSのように対戦に特化したモードや他のイベント限定モードなんかではそれ以外にも有ったりするのですが、取り敢えずメインのバトルロワイヤルでは5種類です。

 

ちょっとそれらについて軽~くレビューしていこうと思います。

 

キングスキャニオン

砂漠に広がるバトルロワイヤル施設という感じ

このゲームで最初に実装されたマップでリリース当初から有るマップです。初期マップという事も有ってかランドマークや要素が多彩で一番密度の高いマップという印象。近距離戦が多くなる傾向で、一番己のスキルが試されるマップな感じがします。

 

ワールズエッジ

荒廃した街並みが広がっている

他社のバトルロワイヤルゲームでもお馴染みの高層階の建物など、建物内での戦闘が多くなるマップです。死角や遮蔽が多いので空間把握能力が他のマップよりも問われるイメージです。その分濃密なのでハイド(隠れんぼ)はしやすいかも?

 

オリンパス

未来的で広々としていて美しいマップ

個人的にも好きなマップでまず美しいです!全体的にも広々としていてでも射線が通り過ぎるという事も無くバランスの良いマップという感じでしょうか。未来的な建物も美しいので人気の高いマップです。

 

ストームポイント

広くて隠れやすいのでtheバトロワマップという感じ

現状このゲームで最も広いマップです。実装当初は批判が凄かったらしく、筆者としては広い分ハイドもしやすかったので嫌いじゃありませんでした。そういう気持ちの同じ初心者は居たハズ(笑)。このマップは砂環境気味なところも有って、そういう意味でも扱いやすい砂の出番が多いので結構初心者向けマップかも。

 

ブロークン・ムーン

オブジェクトに流用が多く集大成のようなマップ?

今シーズンで追加された最新のマップです。マップ上の移動手段が増えており、移動が楽なので接敵しやすいというイメージが有ります。しかし似通った景色が多いのと、ジップ間の駅での戦闘が多発しやすいのがマンネリ化という意味でもネックな印象。

 

ここでモードの話に戻ってくると、カジュアルという通常のバトルロワイヤルモードと、先程も少し触れた”ランク”という階層に分かれて戦うモードの大きく分けて2つが存在しています。

 

前者のカジュアルはそもそも通称でゲーム内では『APEXをプレイ』と書かれているのですが、こちらは何のコストも無く自由に気軽に遊べるモードとなっております。所謂通常モードです。

 

問題は次です。

 

ゲーム内表記では『ランクリーグ』と書かれている通称”ランク”。このモードに全エーペックスプレイヤーが闘志を燃やしています(笑)。その名の通りランクに分かれて同じランク同士で戦い次のランクを目指すという内容になっていて、ランクは下から

 

ルーキー→ブロンズシルバーゴールドプラチナダイヤマスタープレデター

 

となっています。プレデターという名称はエーペックスレジェンズを知らない方でも少しは聞いた事が有るのではないでしょうか。このランクを上げる為にエーペックスプレイヤーは日々尽力していて、現状ではゴールドからダイヤ辺りが激戦区かな?という印象です。

 

GameWithさんより拝借。やはり上位ランク帯は選ばれし者たちの領域ですね。

そもそもランクで上がるってどういう事なの?というお話なのですが、単純に言うと数字の増減です。即ち上位に入ったり入らなくても好成績を収めるとポイントが稼げて、それが一定以上になると次のランクへと上がれるのです。

 

問題はここからです・・・・。

 

そのポイントなんですが、ランクを始める際に1回辺り一定のポイントが引かれる仕組みとなっておりまして、最低でもそれ以上は稼がないと”マイナスを喰らう”という事態に陥ります。

 

これがブロンズやシルバーくらいだと生き残っているだけでも稼げるのでよっぽど初動死しない限りは大丈夫なのですが、ゴールド以上となりますと積極的にキルを稼がないと上位トップ5くらいまで生き残らない限りはプラスにすらなりません(泣)

 

つまり、このゲームのランクは何もせず生き残っているだけではブロンズが限界なのです!!!!

 

まあそれは分かるにしても、ポイントを稼げずに死んだ場合高ランクに行くほどマイナスが増えていき、最終的には50~60ポイントもマイナスされます。これが俗にエーペックスプレイヤーが『100溶かした~』とか言ってるやつで、溶けまくってランク落ちした時のダメージは本当ヤバいです(笑)。

 

因みに直近の筆者の成績がこちら。逆でマイナス500とかは無いですが、一瞬で全滅するだけでもマイナス40以上喰らうので10マッチ分のマイナスを一回で取り返せるようなイメージです。

まさしくこれが中毒性を生み出している原因だったりして、ここのバランスも凄い。

 

”合理的過ぎる”。

 

現在最新のシーズンはシーズン15が11月より開催されているのですが、今シーズンのバランスは非常に神です。それは上の画像を見てもらっても分かると思うんですが、どれだけマイナスを喰らっても一回のマッチでメチャメチャ稼いでの大逆転という事が出来ちゃうからなんです!!!!

 

これはキルポイントというキルすればするほど稼げるポイントの上限が緩和された事によって起こった現象で、今シーズンから敵を倒せば倒すほど稼げるという実に合理的なシステムへと変貌しました。

 

これが以前だとそうでもなくて、むしろキルポイントの旨味が薄く逃げ回っている方が安定するというようなシーズンも有りました。なので今シーズンのポイントシステムが本当に合理的過ぎて、良い成績を残せばそれだけぶち抜いて行けるというのがもう本当に神です。

 

要するに、とにかく敵と戦って勝って勝って勝ちまくれば一回のマッチで大幅なランクアップが可能になったという事です。

 

そんな感じでキャラの要素、進化アーマー、マップの構造、そしてランクのポイントのシステムと万人がハマるよう仕向けられた設計の数々にちょっと感服した私がおりまして、今回このような記事を書かせて頂きました。

 

もうね、こりゃみんなハマるわけだわと。

 

遊べば遊ぶほどその”面白さの真髄”が分かるようになっていて、キャラを操りみんなで協力してトップを目指す工程がとにかく楽しいんです!!!

 

これまでPUBGやコールオブデューティーには有ったけどそれぞれに足りなかった部分を補い合ってフュージョンしたかのような、そんな最強のゲームがこのエーペックスレジェンズなのです。

 

皆さん、是非遊びましょう。